別にそんな意図ありませんよ

果たして今日、彼は来るかな。三日前、学校で交わした約束、覚えてるといーけど。まっ日曜に遊園地へ等、ごくごく定番だと思うが楽しみ。

「おっ、由紀じゃん。よっす」へ?同じクラスの男子、喜多川。「こんなとこで会うとは。バス停か。待ち合わせ?あ、まさかデート?」うるさい、余計なお世話よ。そりゃデート位するわ、そっちは?日曜の朝、男が一人早起きでどこへ?

「母ちゃんに頼まれコスメ買いに、ちょっちデパートへ」ま、一人寂しげな買い物よりマシね。「おい!どーせ俺は単独さ!けどこれで勝ったと思うな、必ず見返すぞ!」別にそんな意図ありません。とりあえず、先急げば?

「まーな、けど別に急がねーよ。逃げずに待ってっから!」ふぅ、あっそ。「冷たっ。憎しみでもあるわけ?」もー、さっさとあっち行けっ!ほら、コスメが呼んでるわよ!

カウンターが出会いの場に

滅多にない、外勤で疲れた状態。これは久しぶりに、寄るしかないと思い、一ヶ月以上ぶりに、行き着け居酒屋へ。

いつもカウンターで、スマホや雑誌を見ての一人酒。時々、店員と話す程度。寂しいと思う事はなく、とても居心地が良い。

カウンターも一人客は、圧倒的に少ない。そんな場所に、珍しく隣は60代位のおじさん、さらにその隣には同世代だろう、男性客が座った。

どうやらおじさんは、ここが初めて。注文に戸惑っているようだ。自分はすでに酔っていたんで、ちょっかいをかけちゃった。長く通っとるけど、こんな事は初。自分も歳を取ったんかな。最終的には3人で宴会状態。

おじさんが帰った後、すぐに迎えに来たんで、新しい宴会が開始。調子こきすぎ財布が空っぽ。店長へ「ツケでー」と叫んでたらしい。

温泉もまとめて乗馬体験が出来る場所も探せば有る

特別な思い出を作りたいなら、乗馬体験が出来る場所を訪れてみませんか?自然に囲まれた環境で、優雅なひとときを過ごせるよ。

歩くだけじゃなく、触れ合いや手入れを通じ、心を通わせることも魅力の一つ。未経験者向けプランが充実しており、初めてだろうと気にせず楽しめます。

例えば海辺を進むコースや、森林を散策するコースなど、乗馬体験が出来る場所には様々なスタイルがあるよ。

美しい景色を眺めながら並んで進む時間は、特別な思い出となるでしょう。事前に予約が必要な施設も多い為、訪れる前に確認がオススメ。

また、乗馬体験が出来る場所の中には、宿泊施設を併設しているところもあります。のんびりとした時間を過ごしながら、食事や温泉もまとめて満喫可能。

特に夜は星空を眺めながらのひとときが、忘れられない経験となるでしょう。

インストラクターから基礎的な指導もあり、知識ゼロで大丈夫。動物との触れ合いを通じ癒やされ、都会の喧騒を離れ、特別な経験を積んでみては。

住んでるエリアは取り扱い極小

日々のストレスと疲れ、大雪によりグダグダ週末を過ごす場合が多い先頃。食事作りどころか、買い物へ行くのもめんどくさい。

そこで最近は、やたらと頼む事が多い。でも取り扱う店は、自分が住んでるエリアはホント少ない。

ピザ、寿司、釜めし等、大手チェーンを除くと、ラーメン店が2軒程度。近所にある蕎麦屋さんへ、手当たり次第電話したけど、やってるのは1軒も無かった。

昔はどこもあったが…、やっぱり店主の高齢化だろうか?今回は「上海」なる所から取る事に。

あんかけ焼きそば、チャーハン。まぁ場末と考えれば、まずまずだったけど、お互いに味見し合った結果、どちらも薄い。でもきっと、文句を口にしながらも、我が家はまた頼むんだろう。

操作すら分からずお手上げ

みんな、浮気の証拠をつかむ事に必死だよ。「は?」知らなかった?君の奥方さ。探偵を始め、プロを数多く雇った。君を洗わせてる。

「クリーニング?」それ洗濯の事?「違った?」最初述べたろうに。「すまん。あまり実感湧かず、突拍子もない話聞くと、ふとバカな事を発言したく…」

「で、バレそう?」大丈夫と思うよ、SNSを始めネットで交流が主流。昔より働く、頭でっかちな探偵どもじゃ、ツイッターの操作すら分からず、お手上げ。「ふむ。けど若者を起用すりゃ…」

若者が知恵を回したり、熟練な年寄り、上司へ意見出来るかね?大体、会社へ就職なり、パート出来る?「随分、大変なご時世っつー訳か」

現代社会じゃ尾行くらい、成果なくとも当然レベル。色々な電子機器を使わなきゃ。「大変」そっ、滅茶苦茶面倒。「君こそ、使えて?」勿論余裕さ、なにせ若いから。

玄関に辿り着けないほど

仕事納め会へ参加する人達を尻目に、さっさと事務所を退出。今日は朝から雪が降り続いてた。JRは運行ストップ。バスも若干、嫌な予感。

停留所に着けば予感は的中、まったく来ません。前に並んでた、2人の女性もソワソワし始め、1人がバス会社に問い合わせを入れた。どうやら大幅に遅れてるらしい。

いつ来るかも分からない為、それぞれ地下鉄やタクシー乗り場へ向かい散った。しかし途中、遠くから電光掲示板が見えた。

あ!慌ててダッシュ。私と1人の女性は間に合ったが、もう一方は逆方向へ進んだ為、時すでに遅し。結局30分遅れ。

道路状況も悪く、自宅に着いたのはいつもより50分ほど遅かった。そんで自宅前。ひぇー、玄関に辿り着けない。

膝より上まで積り、ドアも開けられません。実家に居た頃は、両親が全部雪かきしてくれたから、何事もなく入れたんだなと、急に感謝の気持ちが湧き上がりつつ、小一時間雪かき。

ついに肴さえも準備せず

最近ストレスからか、酒の量が増える一方。週1回の飲み会とは別に、行きつけ居酒屋、そして週末も昼から飲んだくれ。

さらに寒さも手伝い、休日は一歩も外に出たくない有様。ビールも旦那に買いに行ってもらうほど。

それでも肴だけは、材料を買って自分で作ってたけど、昨日はそれも崩壊。出前に手を出しちゃった。しかも、近所のラーメン店。

一度も頼んだことが無いから、多少不安はあれど、もう何かを作る気力さえ失った為、一か八かでチャーシューメンとカツカレーを注文。

ラーメンが意外なほどに当たり。出前ゆえ若干伸びてる感は否めないが、チャーシューのとろける感は、有名店に負けず劣らず美味だった。

カツカレーは二度と頼まないが。30分程度でビールと一緒に流し込み、昼寝というぐうダラな一日を過ごす。

昇進報告の瞬間が大爆笑

よくホームドラマとかで、旦那から「昇進が決まったよ」なんて伝えられた時、妻の反応といえば、食卓で晩酌をしてる相手の向かいに座り「おめでとう」「良かったじゃない」「御苦労さま」。

そんな、ねぎらいの言葉が出る姿が、普通のイメージ。自身もそれが当たり前だと思う。しかし、現実はそうはいかなかった。

「ちょっとイイ報告があるんだけどー」「何さ?」「部長になる事に決定」「はーーん(笑)?」。そっからしばし、大爆笑が止むことは無かった。

旦那曰く「笑うなんてヒドい」とは言ってたが、オタンコナスな奴が「部長」という輝かしい位置に付くとは、こんなにも面白い話はありません。

家庭でもそれクラスの貫禄を、持ってもらいたいもんだ。その後もしばし、ニヤニヤは止まらなかった。