浮気の証拠をつかむなら必死こけ

皆、浮気の証拠をつかむ事に必死だよ。「何?」知らなかった?君の奥方さ。数多く、探偵を始め、プロを雇った。君を洗わせてる。

「洗う?クリーニング?」それ、洗濯の事?「違った?」浮気の証拠をつかむと、最初述べたろうに。

「すまん。あまり実感湧かず、突拍子がない事聞くと、ふと馬鹿な事を発言したく…」まー大丈夫。

「浮気の証拠をつかむかぁ。で、バレそー?」大丈夫と思うよ。SNSを始め、NETで交流が主。

昔より働く、頭でっかちな探偵どもじゃ、ツイッターの操作すら分らず、お手上げ。「ふむ。けど、若者を起用すりゃ…」

若者が知恵を回したり、熟練な年寄り、上司へ意見出来るかね?大体、会社へ就職なり、パート出来る?「随分、大変なご時世っつー訳か」

現代社会じゃねぇ、尾行位、成果なくとも当然レベル。浮気の証拠をつかむなら、盗聴以外にも、色々な電子機器を使わなきゃ。

「大変…」そ、滅茶苦茶面倒。「君こそ、使えて?」勿論、余裕さ。なにせ若いから。

玄関に辿り着けない

仕事納めの飲み会に参加する人達を尻目に、さっさと事務所を退出。今日は朝から雪が降り続いてた。JRは運行ストップ。バスも若干、嫌な予感。

停留所に着けば、予感は的中。まったく来ません。私の前に並んでた、2人の女性もソワソワし始め、1人がバス会社に問い合わせを入れた。どうやら大幅に遅れてるらしい。

いつ来るかも分からないので、それぞれ地下鉄やタクシー乗り場へ向かい散った。しかしその途中、遠くから電光掲示板が見えた。

あ!慌ててダッシュ。私と1人の女性は乗る事が出来たが、もう一方は逆方向へ進んだ為、時すでに遅し。結局30分遅れ。

道路状況も悪く、自宅に着いたのはいつもより50分ほど遅かった。そんで自宅前。ひぇー、玄関に辿り着けない。

膝より上まで積り、ドアも開けられない。実家に居た頃は、両親が全部雪かきしてくれたから、何事もなく入れたんだなと、急に感謝の気持ちが湧き上がりつつ、小一時間雪かき。

ついに出前へ手を出す

最近ストレスからか、酒の量が増える一方。週1回の飲み会とは別に、行きつけの居酒屋、そして週末も昼から飲んだくれ。

さらに寒さも手伝い、休日は一歩も外に出たくない有様。ビールも旦那に買いに行ってもらうほど。

それでも酒の肴だけは、材料を買って自分で作っていたけど、昨日はそれも崩壊。出前に手を出しちゃった。しかも、場末の近所のラーメン店。

一度も頼んだことが無いから、多少不安はあれど、もう何かを作る気力さえ失った為、一か八かでチャーシューメンとカツカレーを注文。

このラーメンが意外なほどに、当たり。出前ゆえ若干の伸びてる感は否めないが、チャーシューのとろける感は、有名店に負けず劣らずの味だった。

カツカレーは二度と頼まないが・・・。ものの30分程度でビールと一緒に流し込み、昼寝というぐうダラな一日を過ごす。

昇進報告の瞬間が大爆笑

よくホームドラマとかで、旦那から「昇進が決まったよ」なんて言われた時、妻の反応と言えば、食卓で晩酌をしてる相手の向かいに座り「おめでとう」「良かったじゃない」「御苦労さま」。

そんな、ねぎらいの言葉が出る姿が、普通のイメージ。私自身もそれが当たり前だと思う。しかし、現実はそうはいかなかった。

「ちょっとイイ報告があるんだけどー」「何さ?」「俺、部長になる事に決定」「はーーーーーーーん(笑)?」。そっからしばし、私の大爆笑が止むことは無かった。

旦那曰く「笑うなんてヒドい」とは言ってたが、オタンコナスな奴が「部長」という輝かしい位置に付くとは、私にとってこんなにも面白い話は無い。

家庭でも「部長」クラスの貫禄を、持ってもらいたいもんだ。その後もしばし、ニヤニヤは止まらなかった。